デオキシリボさねさん2

趣味で絵を描く人の雑記。

杏の誕生日☆名前の由来語りなど。

あ…あんず………?あんず……

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今日は杏さん、つまるところアルビコッカの誕生日です。おめでとう!

漫画の設定上、1990年生まれなのでちゃんと計算すると悲しいことになるのですが、キャラクターの時は止まっているので◎(燈梨くんは1992年です☆)婚活クエストは2014年が舞台なんですね。

ブログ内でどんな創作漫画を描いているか、という説明もしたいな〜と思いつつ現時点ではpixiv見てね‼︎ということで。

 

せっかくなので、ぼちぼち呟いているキャラ設定などを話す場にしちゃおうかな…では、今回は名前の由来(付け方?)について!…え?誕生日の話じゃないんだって…?誕生日、言うほど話すことがないですよ!ちなみに、7年前に名付けた記憶を掘り返しているので理由を後付けで捏造しているかもしれません。でもまあ、今の私の考えってことで。本編の進行に差し支えのない範囲でお送りします。

(FC2ぴよに似たような内容を投稿していたのですが、なんかページが重いんですよね…アクセス難易度が高い。ちなみにぴよ、検索で引っかかっちゃうのですがネタバレにも程があるけれども今と変わっている部分があるので、今読み返してめちゃくちゃ恥ずかしい。)

 

まず、魔女といえば西洋!というふんわりとしたイメージがあるところが起点なのですが、杏さんのお名前は外国語と日本語でどちらも語感が良い果物の単語にしようと決めていました。特に読んでた漫画やヴェネチアへの憧れからイタリア語で引くことが多かったです。ポケモンのニックネームも同じノリで付けてました。

なぜヴェネチア?というのは…話が大きく逸れますが、なにわの海の時空館内「海の映像館」で、ヴェネチアンゴンドラの4D体験が出来たんですね。技術が発展した今でこそ微妙と言えますが、当時は大変感動したものです。校外学習だけじゃなくて家族でも行ったもんね〜!(入場者の6割以上が学校などの団体だったそうです)ショボいとか失敗とか散々な言われようの時空館ですが、私はめっちゃ好きでした。米俵持ち上げ体験とか。…残念ながら閉館となり、現在は体験することはできません。

 

【如月杏/アルビコッカ】

調べた結果、杏/アルビコッカに落ち着きました。コッカという愛称にすると、なかなか他と被ることも無さそうですし。(ただし、既にタイトルがブログや投稿小説、フリーゲーム等結構な広範囲で被っている事に突っ込んではならない!最初は婚活クエストが副題だったので、ゆるして…)

この時はまだ「人間としての本名/キャラクターとしての名前」を分ける予定では無かったので、まずはコッカ呼びだけでした。その後、漫画を描き直すにあたってファンタジー要素を半減、本名を設定する流れになり、如月という苗字は完全に語感の良さで選んでいます。キャラクターの誕生日は名前にちなんだ語呂合わせをするべきだ、という考えが嫌いなので(全くNGというわけではないのですが、自分で設定するにあたっては、全員がそうだと押し付けがましいな…と思ってしまうタイプです)10月生まれだけど10月っぽくない名前にしたかったというのはあります。

 

【堀田燈梨/トーリ】

はじめ、トーリ様にはあらゆる状態異常が効かない(異常な速度の自己再生)という能力を付与する予定でした。これもファンタジー要素半減期に撤廃になりましたが。さて、色々と調査した結果、突然変異によって動脈硬化が起こりにくい遺伝子を持つ「ポルタトーリ」と呼ばれる人たちがイタリアに存在するということがわかりました。イタリア語で、しかも固有名詞というわけでもなく「運ぶ」という動詞が由来のようですので、コッカと組ませるのにこれほど良い名前もないでしょう。

ポルタトーリで検索するとさまざまなサイトが出てきますが、論文はこちらのようですね。

AIMilano apoprotein identification of the complete kindred and evidence of a dominant genetic transmission.

学術研究ネット 講演会要旨にNHKのビデオの概要がまとめられています。ビデオはNHKオンデマンドで視聴可能です。

http://gakujutsu-kenkyunet.org/

(左メニュー内の講演会→平成16年5月22日の講演から開けます)

リモネという村の方々だそうで、これもまた果物で名前を付けたかった私にとって好都合でした。トーリを偽名にして、本名はリモーネ(レモン)なんですよ!という設定が浮かんだわけです。トーリ様が正体を隠してコッカに近付くというのは、最初から変わらないのでした。

ただし、この名前も後に本名を設定するにあたって消えてしまいました。燈梨という当て字で梨を使えることになったので、トーリ様は梨担当になったのでした。もうこの流れでお分かりかと思いますが、苗字の堀田は完全に当て字ですね。

 

【エデルダート】

完全に語呂の良さで決めています。語呂が良くて、強そうで、Google検索に引っかからない名前を考えた結果です。なので特に由来などはないですが、エーデルはドイツ語で高貴を意味する結構有名な単語ですよね、(え〜でるすなばとか!)(それは違うと思う…)ダートは泥、土、埃…そして未舗装の道路を指すそうです(Wikipidia調べ)。後付けですが、なかなかエデルダートという存在らしい、大地の魔女という称号にふさわしいワードになったと思います。

 

【レスキアル】

エデルダートの時点でお分かりかと思いますが、別にイタリア語に限定しているわけではありません。レスキアルは意味のあるワードで、Google検索に引っかからない名前を意識しました。Rescue All(すべてを救う)を少し崩して読んでレスキアル、です。彼はウィンドビレッジの用心棒ですので、救う…というより守るの方が日本語的に正しい気がしますが、ウィンドビレッジ自体が抗争の多い土地ではないのでレスキュー隊…地元の消防団、くらいのイメージで良いと思います。個人だけど。それにしても、死亡フラグの塊みたいな名前してますね。アニエルとトールが先に決まっていたのですが、図らずもウィンドビレッジの登場人物は全員「ル」で終わる名前になりました。(命名してからしばらく気づかなかった)

 

アニエル

彼女についてはマジでなんでこんな名前にしたのか全くわかりません。〜エルは天使っぽいので天使系のキャラクターに付けたかったのですが、魔女ですよ。ただ、アニは単純に兄からきているかも。キャラとして四話で化ける…といいんだけども………。

 

【シャドウグローサリー】

ピッチェリカ/ルカはpeach(桃)に姉妹っぽい名前を付け足した感じです。そこはイタリア語じゃないんだ……。

「ペル様」はペルペトゥイタといいます。が、彼女の名前の由来は闇に葬られてしまいました。理由はあったのに、本当にわからないのです。Googleで検索しても引っ掛からなくて逆に困る。類似した名前に聖ペルぺトゥアがありますが、由来には宗教的なワードは関係ありません。ないはずなのですが…シャドウグローサリーの開祖として、聖ペルペトゥアの話はかなり参考になる部分があるので、話題的には拾いたいところです。外国語辞典のサイトを巡回しながら、「工具」「道具」「技術者」「機械」に通ずるようなワードを調べて組み上げた名前だったはずなので、もし心当たりのある単語が思い浮かんだ方は是非ご一報ください。10年ほど前にオンラインゲームで使っていた、そのジョブに合った名前なのです。

(本編未登場ですが画像がたまに出るので)パラミドナポルフィリオがそれぞれパラ位のアミド、ポルフィリンとまあ教科書見てたら出てきた単語的な感じから。化学用語はいい語感のものを幾らかメモっているので、今後もちょこちょこと拾って行くと思います。

ここまででパ行が4つ埋まりました。たぶん、もう一人増えるでしょうね。

 

【メルとレイビ】

こちらも本編未登場ですが、設定やSSを出してるので。彼らは私がオンラインゲームで初めて加入したギルドにいた先輩達の名前をもじりました。大変お世話になりました。しかし彼らは「本当に辞める人は何も言わずに去っていく」を実行しており、本当にある日突然居なくなってしまいました。ゲームのいろはを教えてくれたお兄さん的存在だったので、街の頼れるおまわりさんコンビには彼らしかいない!と思って付けました。めちゃくちゃ私情。もじるついでに、レイビさんには霊火や麗美などの当て字もできます。それにかこつけて、オニビ(鬼火)というお兄さんがいることにしました。

 

【アシェジェンとエジェ】

三話中ではエジェの名前しか出てませんが、こちらもTwitterでは名前が挙がるので両名。

アシェジェンは完全に語呂の良さです(語呂の良さだいじ)ash(灰)とgene(遺伝子)で語呂がいいなぁ、ジンは塵でぇ…とかふざけたことを言ったとか言わなかったとか。土は土に、灰は灰に、塵は塵に。

エジェはアシェジェンの妹なので名前を少し頂いた形になります。「神のいる国」という漫画が元になっていますが、eject(追い出す)はそのお話の中で住む場所を追われ命を落とした彼らにぴったりな単語なので、それもかかっているの…ですがこれは後付けです。

はじめての褐色黒髪キャラ!ということで、馴染みのない音の名前にしたかったので、そういう点でも他と違う雰囲気になってたらいいなあと思います。発音しづらいですけどね。

 

 

燈梨の姉およびトールについても色々あるのですが、本編が進まないと由来についてお話できないので、今回はここまでです。命名に迷っている人の参考…にはならないかと思いますが、婚活のキャラクターたちは意外と名前に理由があるんですよ、というお話しでした。作者の普段のツイートがふざけてるので、何も考えてないように見えて実は…というやつです。笑

 

ブログ移転してメリットが凄い。アプリも使い易くていいですね!。