デオキシリボさねさん2

趣味で絵を描く人の雑記。

定期を落としただけなのに

少し前になりますが、パスケースを紛失しました。関西人の私が東京でやらかしたお話です。

結論から言うと戻ってきましたが……。

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あー、やらかした……。

午前7時、ある駅でのことです。夜行バスで到着した後、数駅移動した先のコインロッカーに荷物を預けて別の路線に乗車し、ホームで手のやりどころを失って気づきます。パスケースが、無い。

「旅行の大荷物で、落とし物したらあかんで」と母はよく言います。けれども、荷物は概ねコインロッカーに預けた後です。軽装であっさりと落としてしまいました。これから三日間の遠征の幕開けと同時に。

鞄を買い替えたばかりなのも原因のひとつでした。サイドポケットが無いリュックのため以前と同じようにパスケースを入れることができなかったので、まだ定位置が定まっていませんでした。おそらく、ズボンのポケットに入れていたものを最後の路線内で乗り換えた際に落としたと推測します。しかし慌てるだけ無駄、探しに戻るのは得策では無いと判断して、駅員に相談します。とりあえず遺失物の登録をして、「各駅に届いた遺失物はネットワーク上で管理されるので、以降届いてないかどうかの確認は当駅までお願いします」という指示と連絡先の紙を貰い、運賃を現金で支払って一旦改札を出ました。さて、どうしようかな……。

まず、旅行先で遺失物の説明も大変でした。「改札はどこから入りましたか?……地下?地上?」私は地上改札がある事をこの時初めて知りました。ピタパ……?」大阪の電車のICカードで……紫のやつで……。「新幹線用のICカードってなんですか?」銀色の……なんかEXとか書いてるやつなんですけど……( ;  ; )

さて、パスケースの中身は以下のとおりです。

もう最悪やんこんなん!!!……順番に確認しましょう。

交通系ICカードは、関西に戻るまでに見つかれば良し。電子マネー機能は使えない設定なので、勝手に買い物される心配も無し。(通勤定期なので、再発行までに日が開くと金銭ロスが問題)

新幹線のエクスプレス予約カードも、同じく戻るまでに見つかれば良し。(紙でも発券はできるようだったので、最悪紛失しても会員権利は行使できそうでした)

家の鍵は……これは関西で落としていたら泣きながら親に相談していたと思います。鍵交換になるよごめんね、と……。今回は関東だし大事には至らないだろうということで、一旦考えないでおきます。

コインロッカーの……暗証番号……!

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まるで紛失を予知していたかのように前日に写真を撮っていたスーツケース。とってもお気に入りです。

私は荷物整理が下手くそなので、紛失自体は対策済みでした。コインロッカーは全て現金で利用しており、鍵として発券されるQRコードや暗証番号は全てスマートフォンで写真を撮り、別の端末にも保存・確認できるようにしています。暗証番号の場合は覚えやすい数字の時は暗記もしています。なので、ロッカーまで行けば鍵は開けられます。物理キーやICカードキーなら詰んでました。

ただし、その保険をかけたところで悪い人が拾ったら話は別です。元よりコインロッカー荒らしの問題は知っており貴重品を預けるリスクはある程度覚悟していましたが……紙にはロッカーがどこに設置されているかも書かれており、安易に窃盗が可能な状況を作り出してしまったわけです。

経験上、過去に駅構内でパスケースを落とした場合はすぐに駅に届いていたので(その際は私が降りるよりも前の駅で「車内で拾ったが、周りには乗客が居なかったので届けた」と言われたので気味が悪くてこのパスケースを捨てようかと悩んでいた逸話があります)まずは朝食を摂ろうと駅前のカフェに入りました。正常性バイアスというより、慌てるだけ体力の無駄かなと。翌日のイベントで渡したい手紙も書き終わってないし、そうこうしている間に見つかるだろうと。それでも、脳裏にはコインロッカーに預けた中身がチラつきます。なんてったって、貴重品しか入っていないのです!逆に転売されたら簡単に足がつくほどに貴重なものが、よりにもよって今回初めて家から持ち出したものが、本当に取り返しがつかないものが沢山入っていました。しかも翌日のイベント用のコスプレ装備も全て入っています。もし盗られていたら……という焦りで胃がどんどん痛くなってきました。結論から言うと朝飯は諦めてすぐに戻って鍵を開ければ良かったのですが、なんとなく大丈夫だろうという正常性バイアス(認めちゃった…)によってフォロワーとの待ち合わせ時間までそのまま待ち合わせ場所に留まりました。

しかし待ち合わせ時刻の10時半ごろになっても、パスケースはどこにも届いていませんでした。

……あれ?もしかしてヤバい?いやいや、車庫行っちゃったかもだし。だって、日本で駅ナカで落として見つかんないわけないじゃんという私の中の自信が少しずつ揺らぎ始めます。

ちなみに私の推しの東御手洗清司郎くんが「ヤバいヤバい」と言っているLINEスタンプが発売中です!

そしてフォロワーとの待ち合わせの開口一番、「すみませんが今日はかなりテンションが低いです」(うわっ、さねさん顔色悪ゥ…!)本当にごめんなさい。ありがたいことにすぐに戻って確認しも良いですよ、と仰って頂いたのですが、いやとりあえずやることはやってから戻ろうと反発して(正常性バイアs)。だって自分が呑気に朝飯食ってる時間に戻りゃよかった話なんで、フォロワー連れて戻るのもねぇ。でも内心、泣きそうだったよ。

コインロッカーに入りきらなかったために抱えていたプリザーブドフラワーの花束がいい味を出していました。これまで失っていたらと思うと……。

用事を済ませたら、ダッシュでコインロッカーまで戻りました。ええ……現金を持っていてよかった!!翌日が同人イベントだったおかげで現金を入れていたのですが、普段は1000円入っていれば良い方なくらい貧相な財布なのでこのままだと移動もままならないところでした。スマホ決済じゃ電車に乗れない。そう言う意味では、VISAのタッチ決済可能な改札が増えているのはありがたいことかもしれませんね

さて……

いよいよコインロッカー開封の儀です。駆け足で向かうと、ロッカーは赤く点灯しています。鍵がかかったままだ……!

 

荷物、ある………!!!!

 

ある…………!!!!!!!!

 

もう、優勝です。完全勝利です。荷物は無事でした。

 

ひとまず安心して翌日のイベントを迎えられます。ただやはりこのまま見つからなかった場合の通勤定期(家族カードのため父親名義)の再発行が気がかりだったのでやむを得ず家族に電話をかけ、めちゃくちゃ怒られました……。家の鍵が交換になったらどうするの、という具合です。そしてここでも家族から「絶対に返ってこないよ」と言われたのですが、いや、日本の駅中でパスケースを落として返ってくる打率の高さを舐めたらあかんでとか言い始める始末で、私の気軽さもヤバいです。

 

そしてパスケースは私の思惑通り、翌日の晩に電話をかけたところ駅に届いておりました。(※イベントのアフター会場で電話をかけるイベントが発生しました。)乗り換えた駅で発見されたそうです。ということは遺失物の登録に時間がかかっていた可能性を考慮して最初の予想通りに電話をすれば初日に見つかっていた可能性も十分あったわけなんですね。丸2日かかったのはかなり大きな誤算でした。(だいたい、改札を出る時に駅員に泣きついたら落とした駅に届いているので……)(何回落とすんですか?)

 

というわけで、パスケースを落とした2日後の朝に受け取り、内容を確認してサインをした後にご対面ですが……少し、違和感がありました。

結論から言うと、拾われたパスケースは中を綺麗に整理整頓されて私の手元に返ってきました。金銭的価値の無いものが全て捨てられていたのです。少しぼかして書いていますが……要するに、コインロッカーのキーとなるレシートも、入っていませんでした。拾った方が異常者だったのか、駅員が綺麗好きだったのかは定かではありませんが、かと言ってここで何か言っても返ってくるわけでもないので黙って帰ってきてしまいました。そして少し後悔もしています、駅員じゃなかったらキモくない……?

 

パスケースは廃棄しました。

 

まあそんなわけで、無事手元に返ってきたけどコインロッカーに預けた荷物は私が普段から対策を取っていなければ普通に詰んでたよね、っていう話でした。物理キーは無くしたらおしまいだし、ICカードも同じ。かと言ってレシート式を選んだとて、停電になった時どうなるんだろう?(非常時に開けるor盗られないように閉めるモードはあるようですが…)と、悩んでしまうと遠征時のロッカー利用も考え物だなと思うようになってきました。ホテル泊が少ないものでなかなか仕方のない部分はあるのですが、ロッカーに預ける荷物を減らす努力も必要なようです。また、利便性は損なわれますが家の鍵とパスケースは分けて持つようになりました。

まあ、なにより紛失しないのが一番なんですけれどね!