バービー、公開翌日に字幕で観てきました。2023年8月12日の話です。
バービータイトル詐欺や ケンにしろになった つれぇよ〜〜 ケン………男はつらいよじゃんこんなん……
— さね (@scn_row) 2023年8月12日
社会人になって以降生活圏から映画館が無くなってしまって、学生時代の半分以下の鑑賞数になっている気がしますが(過去の記事を見るとちょこちょこと映画の感想は投稿してたので……)、観た映画の感想は書いておきたいな……と下書きが山積み。というか、一言感想で1年分を1記事で投稿しようと思っていたのですが、めっちゃ長文になったので単体で記事にします。これはザビギの記事の繰り返しで、その時から存在していた下書きに加筆しています。
当ブログは思った事を思ったまま書くので、時系列に沿った解説感想ではなく、映画の内容を知っている方向けの文章です。
観に行こうとぼんやり思っていたら本国のアカウントがオッペンハイマーと共に炎上していたが、所謂アンチフェミみたいな人たちも批判の嵐みたいな感じでTwitterがちょっと面白いことになっていた本作(笑えない方向で)。
最も描かれていたのは女性賛美、女の苦しみをわかって!!……なんて話ではなく男の苦しみだと思った。ケンも苦しいけど、アランはずっと苦しい。ケンは「知らなければこの先もずっとそれなりになんとなく幸せ」だったかもしれないけどアランはきっとずっと孤独だ。これが女性賛美に見えた男性の目にはアランは映っていなかったのだと思う、まさにケンそのものですね。でも私は本作でいちばん辛いのはケンだと感じたので、うまく言葉にまとめるのが難しい。なぜならこの理論を通すと「本作を見て女性賛美だと騒ぎ立てている人、かわいそう……」になってしまうんですよね。いや、強ち間違いでも無いのがなんとも言えないところではありますが。マテル社のおじさんはだいぶアホに描かれてたけどギャグの範疇だと思う。
「私は可愛くない」発言に「マーゴットが言っても説得力が無い」とメタるナレーションが入るあたりとかはかなりツボだった。急に中の人の名前を出すな!(好き)笑いのツボが浅いのでケンのクソ寒親父ギャグでいちいち笑ってたんですが、これ多分世の中のおっさんどものダメさを嘲笑するポイントなので笑うところじゃ無い気がします。公開当時のコメントでも見かけたような気がしますが、ジェンダー感が計られる作品というか、本作の感想次第で別れるカップルもいそうだなという印象です。
開幕、赤ちゃん人形を破壊するシーンから始まるんですがあれ見るのが辛いというのはわかるんですが、燃やすほど叩くところでもないかなと(こちらもそこそこ炎上していた記憶)。「革命的に素晴らしい商品が発売された」という表現のうちだと思うし、それだけ高尚なバービー様が今や時代遅れのダサい存在という転落が本編の描きたいポイントだと思う。※2024年5月に炎上したAppleの楽器破壊CMと同列ではないと思っている。
……全体的に炎上に対するコメントみたいになってしまった。まず世界観として私は「ゲームの中のキャラクターが自我を持つ」「ゲームの中に人間が入る」系の作品が大好きなのですが、本作は「バービーランドで楽しい毎日を過ごしているバービー人形という架空の存在に自我が芽生え、死という概念について考えるようになり……」という、バービーというキラキラの女の子に対してだいぶディープなネタを突っ込んできた感があまりにも好みに合致しそうなため公開前からかなり期待値が高かったです。架空の世界からキャラクターが出てくる、という意味では私の好きなパターンの逆方向ではありますが。冒頭の歌で、現実に気づいた時の歌詞の変わり方とかがめちゃくちゃ好みでした。
ラストの婦人科受診は、「生身の人間になった」の表現でいいのかな?……処女受胎!?とか一瞬考えたんですがアメリカでは婦人科の受診は一般的〜みたいなツイートも見たので、深掘りするほどの意味はないのかなと思っています。
エンディングで流れた美しい曲はビリー・アイリッシュのWhat Was I Made For?。恥ずかしながら洋楽は無知で(いや邦楽もですね)名前と歌が一致しないので本作でようやく覚えました。これがめちゃくちゃいい歌で……!!個人的に入眠にとても適している夜の音色です、レイトショーで鑑賞後に深夜の街を自転車で駆けて帰りましたがずっと頭の中で流れてました、気持ちいい〜。
ところで、作中でバービーが着ていたブルーチェックドレスのセットアップが私も欲しいです。服が可愛すぎる。
こちらの動画でマーゴットが着ている服のことです。
そんな感じで感想メモ終わり。すごく好きな世界観でした、というか服がほしくなる映画……(え、総評それ?)
ついでに、好きな世界観……ゲームに入ってしまうお話、というのは……【恋はゲームで!(漫画:篠塚ひろむ作)】【魔探偵ロキRAGNAROK (TVアニメ第12話 ドラキュラ城の罠)】など。いまは【THE AMAGING DIGITAL CIRCUS(YouTube配信アニメ)】にハマっています。また、【魔法にかけられて(映画 ディズニー)】も大好きです、これはおとぎ話のプリンセスが現実世界に出てくるので本作にかなり近いですね。
全てネットで観る手段のある作品なので、お時間のある方はぜひ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!